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100年前は「狂騒の20年代」今回は「退屈」?

<2021年1月29日>

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
1月最後のメルマガです。昨年1月最後の配信時は「新型肺炎の話題一色で2月を迎えようとしています。・・・来月の今頃はどんな状況になっているでしょうか。」とコメントしていました。私自身、1か月後の想像すら出来ていなかったのですが、あっという間に1年経ってしまいました。それでは、今週の編集長コラムをどうぞ。

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100年前は「狂騒の20年代」今回は「退屈」?

「暗黒の木曜日」として知られる1929年10月24日、株価の大暴落でニューヨーク証券取引所に集まった人々=AFP時事
「暗黒の木曜日」として知られる1929年10月24日、株価の大暴落でニューヨーク証券取引所に集まった人々=AFP時事

 米投資情報誌「バロンズ」が創刊100周年を迎えました。第1号が出た1921年と言えば、「狂騒の20年代」と呼ばれる時代が始まったばかりの頃。第1次世界大戦やスペイン風邪の大流行が終わり、戦後不況から脱却した米国には経済的な大繁栄が訪れます。しかし、29年10月には歴史的な株価の大暴落「暗黒の木曜日」に見舞われるなど「狂騒」「狂乱」の10年間でした。

 バロンズには「ラウンドテーブル」という数十年も続く新年恒例の特集記事があります。大手証券のストラテジストや運用会社トップらウォール街の著名人が文字通り「円卓」を囲み、その

 

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