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市場を揺るがせる米個人投資家 SNSで「反乱」

<2021年2月2日>

2021/01/30 17:03

米個人投資家、市場揺らす=SNSで「反乱」―株価乱高下、日本でも警戒感

AFP時事AFP時事

【ニューヨーク時事】米人気交流サイト(SNS)「レディット」に集結した個人投資家による投機的な株取引が、米株式市場を揺らしている。標的となった業績不振の米ゲームソフト販売大手ゲームストップなどの株価が急騰。値下がりを見込んで空売りしていたヘッジファンドは、高値での買い戻しを迫られ、多額の損失が発生したとみられている。米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出したほか、政界からも対応を求める声が上がる。

 29日の米株式市場では「レディットの反乱」(米メディア)による混乱を嫌気し、主要株価指数のダウ工業株30種平均が1カ月半ぶりに3万ドルを割り込んだ。同日の東京市場でも警戒感が強まり、幅広い銘柄に売りが出た。

 「ウォール街が恐れている」「ヘッジファンドを攻撃しろ」。レディットの掲示板では、ゲームストップ株などを買うよう呼び掛ける投稿だけでなく、ヘッジファンドを敵視し、特定銘柄の株価を押し上げて対抗するよう求める声も目立つ。掲示板利用者は、29日夜時点で600万人超に急増。「ウォール街対個人投資家」の様相を呈している。

 ゲームストップ株には、個人投資家からの買い注文が殺到し、株価は29日までの1週間で最大約7倍に急騰。個人投資家が利用する株取引アプリ「ロビンフッド」の運営会社などインターネ

 

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