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「地震空白期は好景気」~防災の日に注目の経験則

<2023年8月29日>

こんにちは、JFSメールマガジン担当の松田莉奈です。「THE FIRST SLAM DUNK」が今月末で上映終了するので、急いで2回目を鑑賞してきました。躍動感あふれるシーンに、今回も見入りました。前回の鑑賞から原作を読み切ったことで、より楽しめました。それでは今週の編集長コラムをどうぞ。

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「地震空白期は好景気」~防災の日に注目の経験則

時事時事

 9月1日は「防災の日」。1923年のこの日に発生した関東大震災や、1日前後が立春から210日で台風が多いとされる「二百十日」に当たることも防災の日の由来です。関東大震災から100年目の今年、各地で防災関連イベントが予定されています。

 地震や自然災害は被災地に打撃を与えるだけでなく、他の地域の消費マインドを冷やすと言われます。

 東日本大震災のあった2011年の経済白書(年次経済財政報告)は、第1章に「大震災後の日本経済」を置き、「大規模な災害は人々の意識への影響を及ぼし得る」と指摘。1995年の阪神・淡路大震災、2005年に米国を襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」、東日本大震災の3例について、消費者マインドが「いずれのケースでも、大規模災害後に低下している」と分析しています。

 そこで、逆のケースはどうだったかと考えてみました。自然災害が少ない年は景気

 

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