1月のコンビニ売上高、4.9%減=緊急事態宣言で低迷続く
2021年02月22日 16時46分
時事
日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した1月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比4.9%減の8150億円だった。11カ月連続のマイナス。新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う緊急事態宣言の再発令を受け、都市部を中心に客足が再び遠のき、低迷が続いた。
来店客数は13.2%減。宣言が出された11都府県などで人出が減ったほか、正月休みに帰省や旅行を控える動きが広がったことも影響した。
商品別では、弁当やおにぎりなど日配食品が6.6%減少し、加工食品もマイナスだった。サービス関連は、イベント中止によるチケット販売の減少などで13.7%減だった。
一方、1人当たりの平均購入額は9.6%増。自宅で過ごす時間が増え、生鮮食品や総菜、冷凍食品、アルコール飲料などをまとめ買いする傾向が続いた。(了)
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