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東京市場サマリー(18日)

2021年02月18日 17時38分

EPA時事EPA時事

 【東京株式】小幅続落=利食い売り優勢

 日経平均株価は前日比56円10銭安の3万0236円09銭と小幅続落した。東証株価指数(TOPIX)も19.58ポイント安の1941.91と続落した。最近の急速な株高の反動から幅広い銘柄で利食い売りの動きが優勢となった。朝方は高く始まったが、株価指数先物に主導される形で午後に値を消した。第1部銘柄の78%が値下がりし、値上がりは19%だった。出来高は15億7991万株、売買代金は2兆8854億円。

 【東京外為】ドル、105円台後半=終盤はやや軟化

 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の低下や日経平均株価の調整でドル買い・円売りが一服する中、終盤はユーロ買い・ドル売りの動きが波及してやや軟調となり、1ドル=105円台後半でもみ合った。午後5時現在は、105円81~81銭と前日(午後5時、106円02~06銭)比21銭のドル安・円高。ユーロは終盤、対円で下落、対ドルで強含み。午後5時現在、1ユーロ=127円48~48銭(前日午後5時、128円01~08銭)、対ドルでは、1.2047~2047ドル(同、1.2073~2074ドル)。

 【東京債券】〔金利・債券市況〕先物、反発=現物もしっかり

 債券先物は反発。長期国債先物の中心限月2021年3月物は前日比07銭高の151円30銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債361回債利回りは0.005%低下の0.090%となっている。

 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、マイナス0.022%

 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均がマイナス0.022%(前営業日確報値マイナス0.022%)、最高レートは0.001%(同0.001%)、最低レートはマイナス0.060%(同マイナス0.060%)だった。

 【東京原油】WTI高受け続伸

 東京商品取引所のドバイ原油先物相場はWTI高を受けて続伸。中心限月7月先ぎりの終値は前日比490円高の4万0420円。日中立ち会いは、17日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米国の寒波による生産減を背景に上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後も取引中のWTIが米国の在庫減少を受けて上伸したことから、堅調に推移した。

 【JPX金】NY安受け続落

 大阪取引所の金先物相場は続落。中心限月12月先ぎりの清算値は前日比28円安の6081円。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク金先物相場が、前日のJPX市場の終了時点を下回っているのを眺め、続落して始まった。売り一巡後は下げ渋ったが、午後は材料難から動意を欠いた。

 【経済統計】
◆1月の首都圏マンション発売、7.1%増=住宅需要好調―不動産経済研
◆1月の日本製半導体製造装置販売高、前年比6.3%増の1807億円=SEAJ
 【要人発言】
◆黒田日銀総裁:首相に金融政策点検について3月に公表すると伝えた
 【ニュースから】
◆東京五輪組織委新会長に橋本氏=「大会成功に尽力」―女性蔑視発言の森氏後任
◆独自:共同利用、関電のみ意欲=むつ市の核燃料中間施設―原発再稼働、業界挙げ支援◆総務省幹部、音声一部認める=菅首相長男接待問題 (了)

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