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東京市場サマリー(29日)

2020年09月29日 17時13分

AFP時事
AFP時事

 【東京株式】小幅に3日続伸=米株高を好感

 日経平均株価は前営業日比27円48銭高の2万3539円10銭と小幅に3営業日続伸した。前日の米国株高が好感された。東証株価指数(TOPIX)は3.83ポイント安の1658.10と弱含んだ。第1部銘柄の44%が値上がりし、値下がりは53%。出来高は11億4065万株、売買代金は2兆3585億円。

 【東京外為】ドル、105円台半ば=終盤は手じまい売り

 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、手じまい売りに抑えられ、1ドル=105円台半ばで上値が重くなった。午後5時現在は105円52~57銭と前日(午後5時、105円33~36銭)比19銭のドル高・円安。ユーロは終盤、対円、対ドルとも強含み。午後5時現在は1ユーロ=123円27~32銭(前日午後5時、122円48~54銭)、対ドルで1.1680~1684ドル(同1.1627~1631ドル)。

 【東京債券】先物、伸び悩み=長期金利は0.015%

 債券先物は伸び悩んだ。長期国債先物の中心限月2020年12月物は前日比05銭高の152円11銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債359回債利回りは0.005%低下の0.015%。

 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、マイナス0.031%

 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均がマイナス0.031%(前営業日確報値マイナス0.032%)、最高レートは0.001%(同0.001%)、最低レートはマイナス0.070%(同マイナス0.087%)だった。

 【東京原油】ドバイ原油、反発

 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は反発。中心限月2021年2月先ぎりの終値は、前日比560円高の2万8620円。日中立ち会いは、ニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米国の追加経済対策への期待から上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は、取引中のWTIが動意を欠いたことから伸び悩んだ。

 【JPX金】大幅反発=NY高映す

 大阪取引所の金先物相場は大幅反発。中心限月2021年8月先ぎりの清算値は前日比99円高の6399円。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が、ドル安を背景に上昇した地合いを引き継ぎ、急伸して始まった。先ぎりは、一時6415円まで上昇したが、買い一巡後はNY相場の軟化もあり、伸び悩んだ。

 【経済統計】
◆9月の都区部消費者物価、0.2%下落=GoTo影響で2カ月連続マイナス―総務省
◆9月上旬の貿易黒字、1557億円=前年同期2032億円の赤字-財務省速報

 【要人発言】
◆官房長官:携帯電話料金、国際的水準も参考に各社で積極的に検討進めることを期待
◆麻生金融相:地銀再編、個々の経営判断
◆赤羽国交相:レオパレスの施工不良アパート「改修計画注視」

 【ニュースから】
◆NTT、ドコモを完全子会社化=4.3兆円で過去最大TOB―海外展開へ
◆「GoTo」、東京発着旅行を10月追加=地域クーポン10万店登録―赤羽国交相
◆政府、デジタル庁準備室を30日設置へ=関係省庁から50人、民間から10人起用
◆東芝、システムLSI事業で770人の人員削減=21年2月までに (了)

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