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第7回バロンズ・ダイジェスト杯、1位は ざきんとす さん

2024年10月28日 09時00分

第7回バロンズ・ダイジェスト杯

四半期末のダウ工業株30種平均の終値を予想する「バロンズ・ダイジェスト杯」は9月末で第7回となりました。今回も米国株投資を始めたばかりの方から投資歴数十年のベテランまで、幅広い読者の方から応募を賜りました。

ダウの9月の終値は42330.15と、6月末終値を3211.29ドル(8.2%)上回りました。ちなみに9月終値は昨年末比でダウが12.3%高のほか、ナスダック総合指数が21.2%高、S&P500が20.8%でした。2024年も米国株は絶好調です。

入賞者は次の3人の方です。予想値と実際の株価との差とともに紹介します(複数の回答をお寄せ頂いた場合、日付が新しいものを入賞の判定に用いました)。


9月末ダウ終値 42330ドル

・1位 ギフトカード2万円贈呈
ざきんとす さん    42326 (9月末比4ドル安)

・2位 ギフトカード1万円贈呈
ロイル さん      42310 (9月末比20ドル安)

・3位 ギフトカード5千円贈呈
田中敦仁 さん     42300 (9月末比30ドル安)


1位の ざきんとす さんは米国株投資歴が5年を超えます。今回は連邦準備制度理事会(FRB)による利下げによる「株式市場への更なる資金流入」を予想の理由としました。FRBは9月18日に政策金利の0.5%引き下げを決め、その後の株価上昇を後押し。10月に入ってダウは史上初の43000ドル台に乗せています。9月末終値と ざきんとす さんの予想差はわずか0.0098%でした。

2位の ロイル さんは予想の理由として「最後にもう一つ花火上げそうだから」と短くコメントしてくださりました。

3位の 田中敦仁 さんはアメリカの政策金利引き下げの継続を予想しています。

今回は応募された方の予想精度が極めて高く、これまでにない接戦でした。確かな相場観に「バロンズ・ダイジェスト」スタッフ一同、敬服する次第です。

11月は1日に10月の雇用統計が発表され、5日に大統領選挙、直後の6~7日に連邦公開市場委員会(FOMC)と重要イベントが立て続けに予定されています。短期的に相場が急変動する可能性はありますが、大局的には労働市場の緩やかな減速と堅調な個人消費が米国景気をソフトランディング(軟着陸)へ導くとの見方が市場のコンセンサスのようです。

今回は「知識向上に最適」「有益な記事を楽しく拝見しています」など、応募者の方から温かい言葉を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
今後とも「バロンズ・ダイジェスト」をよろしくお願いします。

 

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