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米EVルシッド・モーターズ、上場控え注目=特別買収目的会社の株価乱高下

2021年02月24日 10時34分

AFP時事AFP時事

【ニューヨーク時事】電気自動車(EV)メーカーの米ルシッド・モーターズの上場計画が、投資家の注目を集めている。同社は上場に向けて、既に上場させていた特別買収目的会社(SPAC)と合併するが、ルシッドは製品発売の実績がなく、SPACの株価が乱高下している。

 ルシッドのSPACの株価は、ルシッドとの合併観測からここ最近6倍超に膨らんでいた。ただ、合併合意発表後の23日の取引では4割超下落した。ロイター通信によれば、下落後も時価総額は560億ドル(約5兆9000億円)に上っている。合併は4~6月に完了する。米同業ニコラなどもSPACとの合併を通じて上場している。

 ルシッドの経営トップは米同業テスラの元技術者。ルシッドは製品第1号となる電動セダン「ルシッド・エアー」(価格6万9900ドルから)の生産を年内に始める見通し。ロイターによれば、ルシッドはテスラの小型セダン「モデル3」の競合製品を2024年か25年に投入すると明らかにした。(了)

 

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