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豪ドルとNZドルの相場予想、上方修正=ロイターのアナリスト調査

2020年07月02日 12時03分

EPA時事
EPA時事

 【シドニー時事】ロイター通信が2日集計したアナリスト調査によると、オーストラリア・ドル、ニュージーランド(NZ)ドルのいずれも、相場の見通しが大幅に上方修正された。新型コロナウイルス後の世界的な経済活動の再開に対する期待を反映している。

 それによると、豪ドルの予想中央値は1カ月後、3カ月後がいずれも1豪ドル=0.6800米ドル、半年後は0.7000米ドル、1年後は0.7200米ドルとなった。いずれも0.0400米ドル引き上げられた。

 2日の相場は0.6920米ドルと、予想を先行している。6月には3.4%上昇。4~6月の3カ月間では12.5%上昇した。

 ロイターによれば、豪州は商品輸出と中国の需要に依存しているため、世界の成長を先導。各国で経済活動が再開されていることもあり、豪ドルが買われている。豪州の経常収支が長年の赤字から黒字に転換したことも、押し上げ要因となっている。

 セント・ジョージ銀行の上級エコノミストのジャヌ・チャン氏は、世界的な回復や豪州の危機対応、中国との貿易関係を踏まえ「0.7600米ドルに近い水準に接近する可能性がある」との見方を示した。

 NZドルについては、予想中央値は1カ月後が1NZドル=0.6400米ドルと、従来予想の0.6000米ドルから引き上げられた。3カ月後の予想も0.6400米ドル(従来予想は0.6100米ドル)となった。半年後と1年後はいずれも0.6500米ドルと、相場が伸び悩むと予想されている。(了)

 

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