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米パイプライン「運転正常化」=サイバー攻撃で停止

2021年05月16日 06時16分

AFP時事AFP時事

【ニューヨーク時事】米最大級の石油パイプラインが7日にサイバー攻撃を受けて操業を停止した問題で、運営する燃料送油管会社コロニアル・パイプラインは15日、「システムが正常な運転に戻った」とツイッターで発表した。同社は12日にパイプラインの稼働を再開。正常化に数日かかると説明していた。

 操業停止を受け、南東部や東部の広い範囲でガソリンの「パニック買い」が発生。燃料切れになるガソリンスタンドが続出した。

 同社には企業のデータなどを使用不能にし、修復と引き換えに金銭を要求する「ランサムウエア」攻撃が行われた。ロシア系ハッカー集団「ダークサイド」が仕掛けたとみられている。米メディアは、同社が約500万ドル(約5億4700万円)を支払ったと報じており、米企業を標的にするハッカーが勢いづく可能性が懸念されている。(了)

 

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