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〔為替感応度・ハイテク株〕想定レート、1ドル=105円中心=円安メリット期待も

2021年05月17日 10時00分

 2021年3月期決算では、輸出の回復を背景に電機や電子部品、半導体製造装置などハイテク企業の好調が目立った。これらの企業は22年3月期も増収増益を予想するが、さらに想定為替レートを実勢よりやや円高・ドル安水準の1ドル=105円を中心に設定しているケースが多い。米金利上昇に伴うドルの先高感が強まる中、ハイテク株の「円安メリット」が改めて注目されている。

 具体的には、日本電産〈6594〉やパナソニック〈6752〉など主要企業の多くが22年3月期の想定為替レートを1ドル=105円に設定している。想定レートを102円と円高方向に設定しているのは富士電〈6504〉で、現時点で実勢レートとは7円以上のかい離がある。同社によると1円の円安(高)による営業利益の押し上げ(下げ)効果、いわゆる「為替感応度」は6000万円という。一方、村田製〈6981〉の想定レートは107円だが、為替感応度は1円当たり約60億円とインパクトは大きい。(了)

※主要ハイテク企業の想定為替レート・為替感応度は以下の表をご参照ください

為替感応度

 

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