〔JPX貴金属〕金、NY安受け4日続落=一時10カ月ぶり安値(2日)
2021年03月02日 15時55分
AFP時事
大阪取引所の金先物相場は4営業日続落。終値(暫定値)は、2022年2月先ぎりが前日比110円安の5900円、他限月は105~111円安。日中立ち会いは、1日のニューヨーク金先物相場が投資家のリスク選好の高まりを背景に下落したのを眺め、売りが先行。その後も取引中のNY相場が軟調に推移する中、水準を切り下げ、先ぎりは一時5864円と、継続足で昨年5月以来約10カ月ぶりの安値に沈んだ。午後は下げは一服し、下値でもみ合った。
銀も急落。22年2月先ぎりは3円20銭安の90円50銭で引けた。
白金は急反落。22年2月先ぎりは133円安の4045円、他限月は133~151円安。他の貴金属と同様、NY相場の大幅下落が響いた。パラジウムは終日出合いがなかった。(了)