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世界の自動車大手、EVシフト鮮明=相次ぐ「脱ガソリン」宣言

2021年02月18日 07時00分

AFP時事AFP時事

【ロンドン時事】世界の自動車大手が相次いで電気自動車(EV)へのシフトを鮮明にしている。米フォード・モーター、米ゼネラル・モーターズ(GM)、英ジャガー・ランドローバー(JLR)はそれぞれ、全乗用車のEV化を表明。「脱炭素」の動きが先進国で本格化する中、ガソリン車・ディーゼル車に見切りを付ける流れが加速している。

 フォードは17日、2030年までに欧州で販売する乗用車を全てEVにすると表明した。ドイツの工場に10億ドル(約1060億円)を投資し、EVの生産体制を強化。世界で25年までに少なくとも220億ドル(約2兆3000億円)をEV化に投じる計画だという。

 JLRも高級車ブランド「ジャガー」を25年以降は全てEVにすると発表。他のブランドも30年までに全車種をEV化する予定だ。ボロレ最高経営責任者(CEO)は「より持続可能で前向きなインパクトをわれわれの世界にもたらす」と強調した。

 GMも1月下旬、35年までに全ての乗用車をEVにすると発表したばかり。これらの背景には、多くの国が温室効果ガス排出量を50年までに実質ゼロとする目標を打ち出したことがある。

 特に欧州では30年までの気候変動の中期目標を掲げる動きも出ている。30年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止する英国のジョンソン首相は16日、菅義偉首相との電話会談で「30年までの野心的な目標」の設定を呼び掛けた。今後、日本メーカーもさらなる対応を迫られる可能性がありそうだ。(了)

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