ビットコイン、初の500万円台乗せ=テスラ社購入で弾み
2021年02月09日 18時05分
AFP時事
代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインが9日午後、暗号資産の国内主要取引所で一時、初めて1単位当たり500万円を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、昨年3月には一時40万円ほどまで下落する局面もあったが、その後は世界的な金融緩和の中で、機関投資家や個人の投資マネーが流入し、相場を押し上げた。
米電気自動車(EV)メーカーのテスラによる15億ドル相当のビットコイン購入が明らかになったことも、上昇に弾みを付けた。
市場では「有力企業であるテスラの投資行動だけに、他の企業も今後追随する可能性がある。まだ割高感はない」(暗号資産交換業者)との声が聞かれる。一方で、上昇ペースの速さから「納税シーズンの3月になれば投資家の売却で調整する」(アナリスト)との指摘も出ている。(了)
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