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米GM、35年までに脱ガソリン車=EV化に向け期限設定

2021年01月29日 05時22分

AFP時事AFP時事

【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は28日、新たに販売する全ての乗用車について、2035年までに電気自動車(EV)など排ガスを出さない車にする方針を表明した。米最大手の同社が目標年限を設定したことで、脱ガソリン車の流れに弾みがつきそうだ。

 GMはまた、40年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことや、設備投資と製品開発チームの半数以上をEVと電動自動運転車の開発に宛てる方針なども表明した。

 バーラ最高経営責任者(CEO)は「我が業界や経済全体に大きな影響を与える」ため、他社も脱ガソリン・ディーゼル車の動きに賛同するよう呼び掛けた。

 GMは先に、25年までに世界でEV30モデルを投入し、同年までに米国で販売するモデルの4割をEVにする計画を発表している。

 昨年9月には米カリフォルニア州が、ガソリン車などの新規販売を35年から禁じる方針を表明。今月就任したバイデン米大統領も、EV拡大戦略を掲げる。日本も30年代半ばにガソリンのみで走る乗用車の新車販売を禁じる目標を設定するなど、世界的に脱ガソリン車の動きが広がっている。(了)

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