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コロナワクチン、65歳以上に優先接種=心臓病や肥満、対象疾患―厚労省

2020年12月25日 11時55分

田村憲久厚生労働相(中央)=10日、国会内田村憲久厚生労働相(中央)=10日、国会内

 厚生労働省は25日、新型コロナウイルスワクチンを優先接種する高齢者の対象を「65歳以上」とする方針を明らかにした。次いで慢性の呼吸器疾患や心臓病、糖尿病、肥満などの「基礎疾患」がある人を優先する。同日の厚生科学審議会の部会で示し、おおむね了承された。

 厚労省は、米製薬大手ファイザーが承認申請したワクチンについて、来年2月までに承認の可否を判断する方針。同省が全国の自治体に示した接種スケジュールによると、最優先されるのは感染者と接する機会の多い医療従事者や救急隊員、保健所職員ら計約400万人で、接種体制を3月中に整える。

 これに先行する形で、希望する医療従事者約1万人には2月下旬にも接種できるようにする。接種による体調変化の有無などを調べる狙いがある。

 重症化しやすい高齢者は医療従事者らに続く位置付けで、3月下旬から4月上旬に接種体制を整える。3番目は高齢者以外で基礎疾患がある人と高齢者施設の職員らで接種は4月以降の見通し。

 厚労省によると、優先される65歳以上の高齢者は推計約3600万人。基礎疾患は慢性の呼吸器疾患やがんなどに加え、肥満度を示す体格指数(BMI)が30以上の人などとする。64歳以下の成人のうち約820万人が対象となる見通し。接種を受ける人は医療機関から証明書をもらう必要はなく、接種時に医師が記入する予診票で自己申告する。

 優先接種対象の高齢者施設の職員らは推計約200万人。ワクチンの供給量が十分なら、60~64歳で基礎疾患がない約750万人についても、基礎疾患がある人と同時期の接種を検討する。妊婦は、現時点で安全性や効果などに関する知見が乏しいとして優先対象に加えない。(了)

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