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ソフトバンクも2980円=20ギガ、来年3月から―新料金プラン

2020年12月22日 12時08分

AFP時事AFP時事

 ソフトバンク<9434>は22日、携帯電話料金について、データ通信容量20ギガバイトで月額2980円(税別)の新プランを発表した。新ブランドとして、来年3月から提供する。併せて、次世代通信規格「5G」にも対応した大容量プランを最大1900円値下げする。先に割安な新プラン「ahamo(アハモ)」を発表したNTTドコモ<9437>に対抗した格好。菅政権の携帯値下げ要請を受け、携帯大手の料金競争が激しさを増してきた。

 新ブランドのサービスは、6割を出資する格安スマートフォン会社「LINEモバイル」(東京)を吸収合併した上で提供する。通信容量、料金とも「アハモ」と同水準で、手続きもオンラインに特化。5Gにも対応し、国内通話は1回5分間まで無料とする。「LINEモバイル」は新規受け付けを停止する。

 ソフトバンクはまた、利用者が多い通信規格「4G」と5G共通の大容量プランを6580円(各種割り引き前)で提供すると発表。現行プランに比べて900~1900円の値下げとなり、通信容量は50ギガバイトから無制限に拡大する。

 一方、グループの格安ブランド「ワイモバイル」で12月下旬に提供する予定だった割安プランは撤回。5G対応とし、2月から20ギガバイトのプランを3780円(各種割り引き前)で提供する。

 榛葉淳副社長は東京都内での発表会で「来年3月に三つのブランドが完成する。皆さまに合ったものをお選びいただきたい」と述べた。(了)

 

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