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ドコモ、「5G」を月1000円値下げ=来年4月、既存プランで初

2020年12月18日 11時59分

時事時事

 NTTドコモ<9437>は18日、大容量の携帯電話料金プラン「ギガホ」の値下げを発表した。プランのうち、次世代通信規格「5G」は月1000円値下げし、利用者が多い「4G」も600円引き下げる。来年4月に実施する。菅政権の料金引き下げ要請を踏まえた対応で、携帯大手が主力ブランドの既存プランで値下げに踏み切るのは初めて。

 データ通信容量が100ギガバイトの5Gプランは、月額7650円(税別、各種割り引き前)が6650円となる。値下げに合わせ、通信容量は無制限とする。5G向けプランを既に容量無制限としているKDDI<9433>(au)に比べて2000円安くなる。

 4Gの通信容量30ギガバイトのプランについては、上限を60ギガバイトに引き上げた上で、7150円から6550円に改める。

 一方、7ギガバイトまでの小容量で従量制の「ギガライト」の料金見直しも検討する。現在は通信容量に応じて3150~6150円となっている。

 ドコモは今月、20ギガバイトの新料金プラン「アハモ」を来年3月から月額2980円で提供すると発表。今回、主力ブランドの値下げを追加したことで、KDDIとソフトバンク<9434>も対応を迫られそうだ。(了)

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