時事通信、開示情報可視化サービスを無料開放=7月末まで、重要度をスコア表示
2020年05月29日 11時01分
JIJI Disclosures Dashboard
新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に大きな影響を及ぼしていることを受け、時事通信は29日、上場企業の開示情報を可視化するサービス「JIJI Disclosures Dashboard」(J―DD)を7月末までの期間限定で無料開放した。
J―DDは、日々膨大な件数が発表される東証の適時開示情報の重要度を判定するため、独自開発したアルゴリズムを用いてスコアリングするのが特長。株価に与えるインパクトの予測やSNS上でどの程度話題になったかを5段階で表示する。また、発表直後に決算短信の中から投資判断で重要になる利益の予想値などを自動抽出して配信する「決算ダイジェスト」の機能も備えている。
新型コロナの影響で決算発表の延期や業績予想を未定とする企業が増える中、時事通信は企業のリスク管理や投資判断に活用してもらえるようJ―DDを無料開放することにした。個人での利用も可能。申し込みは以下のURLで受け付ける。https://financial.jiji.com/contact/jdd_trial.html。(了)