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〔米指標予測〕4月の個人消費、12.6%減か=所得は6.5%減

2020年05月27日 04時55分

AFP時事
AFP時事

 【ニューヨーク時事】米商務省が29日発表する4月の個人消費支出(PCE)に関する市場予測(ロイター通信調べ)によると、予想中央値は前月比12.6%減と、3月の7.5%減から一段と落ち込むとみられている。個人所得は6.5%減(3月は2.0%減)と見込まれている。

 食料品とエネルギーを除いたコアPCE物価指数は0.3%低下(同0.1%低下)と予想されている。

 バークレイズは個人消費を8.5%減、個人所得を5.0%減、コアPCE物価指数を0.4%低下と予想。「先に発表された4月の小売売上高や新車販売のデータを見れば、消費が大幅に落ち込んだことが分かる」と指摘した。

 バンク・オブ・アメリカの予想値は、個人消費が15.0%減、個人所得が1.0%増、コアPCE物価指数が0.4%低下。個人所得の増加については「4月15日に消費者の銀行口座に景気刺激策としての現金の振り込みが始まったため」と説明する。

 ウェルズ・ファーゴは個人消費を10.8%減、個人所得を4.4%減と予想。「4月の所得の落ち込みは急だったとみられるが、支出の落ち込みはさらに劇的だった」との見方を示した。(了)

〔米指標予測〕について
米国の雇用統計やGDPなどを対象に指標発表前に市場関係者の事前予想値を紹介する記事です。統計発表日の数日前に配信しています。

 

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