英、米モデルナ製コロナワクチン、追加で200万回分確保
2020年12月01日 12時16分
AFP時事
英政府は29日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、200万回分を追加で確保したと発表した。同ワクチンは早ければ春にも入手可能になるという。
英政府は2週間前、モデルナから500万回分のワクチンを確保していた。
ジョンソン首相は前日、ザハウィ政務次官をコロナワクチン開発担当大臣に任命していた。
英国は350万の人口に対して十分な量のワクチンを確保できたことになる。英政府の生命によると、七つのワクチン開発事業者から3億5700万回分のワクチンが入手できるという。
ハンコック保健相は「われわれのポートフォリオに広範なワクチン候補があり、当局からの許可が下りれば、最も恩恵を受ける人からワクチンを接種してもらう用意がある」と述べた。
英政府は他に、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発しているワクチン4000万回分を注文しており、英紙フィナンシャル・タイムズによると、英当局は今週にも同ワクチンを承認する見込みだという。
さらに英政府は、英アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発しているワクチン1億回分も確保しており、クリスマス前の接種開始を目標にしている。(ロイター時事)
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