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楽天、5G携帯半額料金で参入=月2980円、値下げ競争激化

2020年09月30日 19時18分

 楽天<4755>は30日、次世代通信規格「5G」の携帯電話サービスを開始したと発表した。データ通信量無制限で月額2980円。NTTドコモ<9437>など大手3社の半額以下に抑え、5G普及を後押しする。菅義偉首相が携帯料金引き下げを最優先課題とする中、楽天が5Gサービスで低料金プランを打ち出したことで、大手3社も値下げ競争に追随を余儀なくされそうだ。

 5Gサービス利用には対応端末が必要で、4月から実施している先着300万人まで通信料を1年間無料にするキャンペーンの対象とする。月2980円は現行規格4Gと同額で、楽天の三木谷浩史会長兼社長はオンライン記者会見で「追加料金なしの無料5Gだ」と強調。大手3社のように4G料金に500~1000円を上乗せすることなくサービスを利用できることをアピールした。

 大手3社の5Gサービスが月額8000円前後なのに対し、楽天は携帯基地局を安価に整備できる技術を活用することで低料金を実現した。

 楽天は独自開発した5G対応スマートフォンも30日に発売。当初の利用可能エリアは北海道、東京、埼玉、神奈川、大阪、兵庫の6都道府県の一部地域に限られるが、来年3月末までに全国に拡大する。

 楽天は5Gを含む携帯電話の基地局整備を前倒しするため、10月にも計1000億円の社債を発行する。(了)

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