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〔インサイト〕金、上昇=前日の急落受け買われる(14日)

2020年10月14日 17時53分

AFP時事
AFP時事

 欧州時間14日朝の金現物相場は上昇。世界の景気回復と米大統領選をめぐる先行き不透明感が広がる中、前日の急落を好機と捉えた買いが入っている。

 金現物は0618GMT(日本時間午後3時18分)時点で、0.3%高の1オンス=1895.84ドル。前日はドル高が重しとなり、1.9%安まで下げた。

 メタルズ・フォーカスの南アジア上級調査コンサルタント、ハーシャル・バロット氏は「相場が下落すると、金が世界の先行き不透明感に対する非常に有効なヘッジ手段であることに変わりはないと考える戦略投資家が必ずいるため買いが続く」と指摘した。

 その上で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に減速の兆しが見られず、米追加経済対策の先行きも不透明であるため、相場は1850~1940ドルで推移するとの見方を示した。(ロイター時事)

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