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日銀、早期利上げに慎重姿勢崩さず
<2025年7月8日>
こんにちは、JFSメルマガチームの山崎です。この間東京ではじめてバーベキューをしました。避暑のため夕方から開始。肉が焼けるころには夜になります。都心の真ん中に置かれたグリルから顔を上げると、高層マンションの明かりがきらめいていてなんだかしみじみとした気分に。それぞれの明かり一つひとつでも誰かが食卓を囲んでいるんですね。それでは、本日の記事をどうぞ。
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〔金融観測〕日銀、早期利上げに慎重姿勢崩さず=短観、後押し要因にならず

日銀はトランプ米政権の高関税政策を巡る不透明感が依然払拭できないとして、早期利上げに慎重姿勢を崩していない。1日に公表された6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で大企業製造業は小幅ながら改善するなど、景況感の全体的な悪化は回避された。ただ、日銀は「今回の短観では、米関税政策の影響がこの程度にとどまるのか、これから本格的に出てくるのか、見極めはつかない」(幹部)として、政策変更を後押しするものではないと受け止めている。
日銀は先行きの利上げ再開を判断する上で、短観で企業マインドとともに2025年度の設備投資や収益計画を注目していた。設備投資計画は先行き不透明感が強まる中でも堅調を維持し、取りあえず安堵(あんど)感も広がるが、「計画見直しには時間がかかる面があり、投資の先送り判断を先送りしている可能性もある」(別の幹部
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