マーケットニュース
トランプ対アップル、インド注視
<2025年6月17日>
こんにちは、JFSメルマガチームの山崎です。この春、2年間の札幌勤務から東京に戻ってきました。目についたのは、春からドラッグストアに並ぶ鬼のマークの付いた冷感グッズの数々。浦島太郎の気分から一転、竜宮城から帰ってきたらそこは陽炎にゆらめく鬼ヶ島。昔話の渋滞です。だんだんと冷感グッズの出番も増えてきました。手頃な鬼を従えて、酷暑退治といきましょう。それでは、本日の記事をどうぞ。
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〔特派員リポート〕トランプ対アップル、インド注視=アイフォーン出荷、中国超えも

トランプ米大統領が米アップルに対し、主要製品であるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」生産の国内回帰を求めた。主な生産移管先とされるインドは行方を注意深く見守っているようだ。
◇新たな投資も
インドにおけるアイフォーン製造は、主に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下の富士康科技集団(フォックスコン)や地元の大手財閥タタ・グループ傘下タタ・エレクトロニクスが担っている。拠点を置くのは南部のタミルナド州やカルナタカ州。アップルはサプライチェーン(供給網)の中国依存リスクを低減するため調達先の多角化を進めており、その筆頭がインドだった。雇用を吸収できる製造業の振興を図ってきたインド政府はこうした動きを歓迎。多額の補助金を拠出してきた。
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