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東京スタジアムでEU離脱に思いを馳せる
<2019年10月11日>
こんにちは!JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
それでは、今週の編集長コラムをどうぞ。
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東京スタジアムでEU離脱に思いを馳せる
アジアで初開催のラグビーワールドカップ。日本代表の躍進もあって大盛況です。先週末、知人に誘われて試合を見てきました。といっても日本戦ではなく、調布の東京スタジアムで行われたイングランド対アルゼンチン。試合はイングランドの圧勝でしたが、その雄姿を眺めつつ、英国のEU離脱問題が頭をよぎりました。スポーツ観戦の姿勢としては完全に失格です。
スタジアムで印象深かったのは、選手の動きの美しさとイングランドサポーターの歌声でした。調布には大勢の英国人が詰めかけ、試合開始前やイングランドの好機で、また選手同士がエキサイトして試合が中断した時にも、スタジアムを揺さぶるような迫力で応援歌を朗々と歌うのです。ラグビー発祥の地はイングランド。「ラグビー校」というパブリックスクールで1823年に始まったとされます。この歌声を聞いていると、「欧州の雄」としての歴史と伝統を持つ英国人のプライドがひしひしと伝わってきて、この誇りがEU離脱の原因だと確信しました。
離脱の期限は今月末。ジョンソン英首相が代替案を示す中で、「合意なき離脱」となるのか、期限をさらに延長するのか、見通すことができません。時事通信のコンテンツには、世の中の関心が高い出来事を質疑形式で解説する「ニュースを探るQ&A」がありますが、EU離脱関係だけでこの1年間に20本以上が出ています。最新のものは10月5日配信の*クリックで記事が読めます*です。この記事でも期限までに「何が起きるかは分からない」と結んでいます。
英国のプライドの高さに
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