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結婚・子育てのお金の不安、4割が「どのように解消したらいいか分からない」-400F「オカネコ」まとめ

2024年02月29日 08時01分

中村仁代表取締役社長

 家計診断・相談サービス「オカネコ」を展開する400F(本社東京)は「オカネコ 結婚と子育てに関する意識調査」を実施した。この中で「結婚や子育てを考える上で家計に不安があった」と回答した人に対応方法を複数回答で尋ねたところ、「どのように解消したらいいか分からなかった」が40.9%でトップを占めた。

 次いで「家族や友人に相談した」が32.1%、「インターネットやSNS、書籍で情報収集した」が27.9%だった。また「お金のプロ(ファイナンシャル・プランナー等)に相談して収入や貯蓄、資産形成の見直しを行った」は19.1%だった。調査は2月下旬に「オカネコ」のユーザー1020人に実施した。

 400Fの中村仁代表取締役社長は、回答者の約2割がお金のプロと相談していることについて、「当社が昨年12月に実施した『オカネコ お金に関する調査 2023』では、金融機関やFPを相談相手として選んでいる人は、全世代の中で10.8%にとどまっていた。今回の調査をみると、結婚や出産のタイミングで。お金のプロへの相談意向が高いことが分かった」と指摘。「家庭を持つことで、お金に関する悩みが複雑化しており、自分一人では解決できないことが増えているからではないか」と分析した。

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 その上で「複雑な状況に関するお金の相談は『どこか一つから情報を取る』ではなく、セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めることが大切だ」とアドバイス。今後の業界動向について「日本において、お金の専門家に相談する風土はまだまだ醸成されていないが、新NISA(少額投資非課税制度)を中心として『貯蓄から資産形成』が拡大する中で、今後、専門家への相談ニーズはますます高まっていくだろうと考えている」と述べた。

 家計診断・相談サービスの「オカネコ」は、スマートフォンで簡単な質問に答えると、家計診断を受けられるほか、ファイナンシャル・プランナーなどのお金の専門家にチャットでアドバイスをもらったり、質問したりできる。

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◆結婚・出産で6~7割が「お金に不安」

 調査で「結婚を計画するにあたり、家計の状況に不安がありましたか」と尋ねたところ、20代以下では約7割が、30代と40代では半数が「不安があった」と回答した。

 また、「お子さんを持つうえで、家計の状況に対して不安はありましたか」とする質問に対しては、20代以下の6割強が、30代と40代では半数が「不安があった」と回答した。

◆令和の夫婦、共働きが6割

 調査の中で「結婚している」「結婚経験がある」と回答した人に「夫婦の働き方」を尋ねたところ、「共働き」が62.9%で最も多かった。次いで「片働き(妻・専業主婦)」が30.3%、「片働き(夫・専業主夫)」が5.9%だった。

 
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◆未婚者に聞いた理想の世帯年収「平均748万円」

 「結婚していない」と回答した人に「理想の世帯年収」を尋ねたところ、「1000万円以上」が25.1%で最も多かった。2位は「500万円以上600万円未満」の13.7%。平均は748万円だった。

 

 

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