第6回バロンズ・ダイジェスト杯、1位は「みは につ」さん
2024年07月26日 10時20分
四半期ごとのダウ工業株30種平均の終値を予想する「バロンズ・ダイジェスト杯」は6月末で第6回を数えました。今回も個人投資家や金融・証券業界で活躍するプロの方など多くの方からご応募を頂きました。改めてお礼申し上げます。
ダウは5月20日に史上初の4万ドル台に乗せた後はスピード調整に入り、6月終値は39118.86と、3月末比で688.51ドル(1.7%)安でした。それでも昨年末比では1429.32ドル(3.8%)高とプラス圏にとどまりました。
入賞者は次の3人の方です。予想値を実際の株価との差とともに紹介します(複数の回答をお寄せ頂いた場合、日付の新しい回答を入賞の判定に用いました)。
6月末ダウ終値 39118.86ドル
・1位 ギフトカード2万円贈呈
みは につさん 39009 (6月末比109.86ドル安、-0.28%)
・2位 ギフトカード1万円贈呈
T Aさん 39000 (6月末比118.86ドル安、-0.30%)
・3位 ギフトカード5千円贈呈
KU MAさん 39000 (6月末比118.86ドル安、-0.30%)
1位のみは につさんは「米国市場に上昇の陰りが見えるが、極端に下げるほどでもない」と、上値がやや重い一方で底堅かった4~6月の値動きを的確かつ簡潔な言葉とともに予想しました。みは につさんは第1回の優勝者です。
T AさんとKU MAさんは同じ予想値でしたが、応募日が早かったT Aさんを2位としました。
6月末終値は多くの方の予想を上回りました。投資家の予想を上回る強い相場だったと言えそうです。7月に入って連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測からダウは騰勢を取り戻し、11日には史上最高値41376.00まで上昇しました。その後は調整色を急速に強め、25日には4万ドルの大台を下回り、値動きは荒っぽくなってきました。
8月22-24日に主要中央銀行総裁が一堂に会するジャクソンホール会議が開かれ、9月17、18日には連邦市場委員会(FOMC)が控えています。11月の米大領選では、再選を期す共和党トランプ氏と民主党ハリス副大統領が激突します。論者によってまちまちの勝敗予想を見る限り、大統領選の先行き不透明感が晴れないまま7-9月期の取引が進んでいきそうです。
今後とも「バロンズ・ダイジェスト」をよろしくお願いします。