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〔インサイト〕上海銅、一時8週ぶり安値=春節控え需要懸念(3日)

2021年02月03日 17時54分

AFP時事AFP時事

 3日の上海先物取引所の銅相場は一時8週間ぶりの安値に沈んだ。欧州時間3日朝のロンドン金属取引所(LME)でも、銅が下落。中国の春節(旧正月)の休暇シーズンを控え、需要をめぐる懸念が広がった。

 上海先物取引所の銅中心限月は、一時1.3%安の1トン=5万6860元(8804.31ドル)まで下落し、昨年12月9日以来の安値を付けた。終値は1.1%安の5万7000元。

 LME銅3カ月物は、0741GMT(日本時間午後4時41分)時点で、0.5%安の1トン=7742ドル。

 ANZはリポートで「銅相場は逆風にさらされている。北京の一部地域のロックダウン(都市封鎖)で需要に影響があるとの懸念が広がったほか、春節前後は通常、季節的に需要が減速する」と分析した。(ロイター時事)

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