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NZ中銀、年内の追加刺激策を示唆=政策金利は0.25%で据え置き

2020年09月23日 11時49分

AFP時事
AFP時事

 【シドニー時事】ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は23日、金融政策委員会(MPC)を開き、過去最低水準の0.25%となっている政策金利の据え置きを決めた。新型コロナウイルス危機で景気後退に陥った同国では、失業率が上昇し、事業閉鎖の増加が予想されるとの認識を示した上で、年内に追加の金融刺激策の実施に踏み切る姿勢をにじませた。

 据え置きは市場予想通りで6会合連続。NZ中銀は量的緩和(QE)として購入する資産の上限を1000億ニュージーランド(NZ)ドルに維持した。

 NZ中銀は追加刺激策として融資プログラム(FLP)やマイナス金利、外国資産の購入を検討していると表明。このうち、融資プログラムを年内に実施する用意があると説明した。

 NZは4~6月期の実質GDP(国内総生産)が前期比12.2%減と最大の落ち込みとなった。2四半期連続のマイナス成長も確認され、景気後退入りが確認された。

 NZ中銀の声明は、オークランドを中心に新型コロナ関連の制限措置で、経済活動や企業と消費者の信頼感が引き続き落ち込んでいると指摘。今後の見通しも業界や地域によって一律ではないとして「追加刺激策を提供する用意がある」と表明した。(了)

 

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