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企業トップの年頭所感

<2020年1月17日>

2020/01/06 11:22

◎〔年頭所感〕豊田中経連会長:破壊、創造する思い切った行動が必要

 豊田鉄郎中部経済連合会会長:世界最高レベルだった日本の産業競争力は低下の一途をたどり、平成の30年間を経て一人あたりのGDPが先進国中最低水準となった。IT革命や巨大市場を背景に成長した米国や中国に対し、デジタル化に遅れ少子高齢化にも手を打たず、日本は停滞した。従来型の仕組みを壊し、創造する思い切った行動が必要だ。中部圏の強みを見定め、長期的視点に立って未来に投資していく。自ら動くことが重要だ。スピード感を持ってこの一年の活動に取り組む。(了)



2020/01/06 15:20

◎〔年頭所感〕坂井みずほFG社長:強力で強靱な金融グループへ

 坂井辰史みずほフィナンシャルグループ社長=2019年度は5カ年経営計画の初年度として、構造改革の基点となる次期システムへの移行を完了し、次世代金融への転換に向けた確かな布石づくりができた。

 2020年は次世代金融への転換に向けた取り組みを一層加速していく年にしたい。金融業界は非連続な構造変化に直面している。この機会に構造改革を進めると共に、顧客との新たなパートナーシップを構築すべく、「金融そのものの価値」を越えて、非金融を含めた「金融をめぐる新たな価値」を創造し、「お客様からこれまで以上に必要とされ頼りにされる、より強力で強靱な金融グループ」を目指していく。(了)



2020/01/06 15:25

◎〔年頭所感〕佐藤東京スター銀頭取:地銀再編避けられない

 佐藤誠治東京スター銀行頭取=異業種の金融サービス業への参入やキャッシュレス決済、仮想通貨、AIといったデジタル化の流れが進み競争がさらに激化していく中で、地方銀行の再編が加速することは避けられない見通しだ。当行も中期経営計画の4年目を迎えるに当たり、時代の変化を見据えた新戦略の確立に取り組んでいる。新しい分野にもチャレンジしていく。成長産業という意味では外国人関連だ。富裕層外国人を対象とした「メディカルツーリズム」や「ナイトエコノミー」などの切り口で海外市場も含めて注目していきたい。(了)



2020/01/06 12:51

◎〔年頭所感〕宮内ソフトバンク社長:各産業で新たなビジネスモデル創出

 宮内謙ソフトバンク社長=5Gが世の中に本格的に普及していく年。3月末ごろから5Gの商用サービスを開始する。5Gによって、さまざまな業界でデジタライゼーションが急速に進み、産業界全体が大きく変わっていく。これまでの、人と人がつながる世界から、人とモノ、モノとモノがつながるIoTの世界になり、そこから得られるビッグデータの活用が企業の発展において重要な鍵となり、AIによってビッグデータを分析して活用することで新しい価値が生まれ、あらゆる産業が再定義されることになる。
 われわれは、5G、IoT、AIの三つのテクノロジーを中心に、各産業で新たなビジネスモデルを創出するとともに、社会課題の解決を目指していく。(了)



2020/01/06 11:09

◎〔年頭所感〕津賀パナソニック社長:低収益体質からの脱却

 津賀一宏パナソニック社長=「低収益体質からの脱却」という課題にしっかりと向き合わなければならない。暮らしの中に家電があることそのものが「価値」として認められる時代ではない。しかし、我々の事業の多くは大量生産・大量販売という単純なビジネスモデルから変わることができていない。それぞれの事業が提供すべき価値、ビジネスモデルを再定義し、自らの「勝ち方」をしっかりと見定め、その実現に向けて迅速に手を打っていくことが不可欠だ。(了)

 

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