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雇用統計は歴史的サプライズだったが…

<2020年6月12日>

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。東京も梅雨入りしましたが、今年はマスクを着用しているので余計に息苦しくなりそうです。これからの時期は、新型コロナの対策以外にも、熱中症や日焼けの防止対策もあるので、朝の身支度に一層時間がかかりそうです。それでは、今週の編集長コラムをどうぞ。

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雇用統計は歴史的サプライズだったが…

失業保険申請書類を受け取るために並ぶ人々(米フロリダ州)、2020年4月/EPA時事
失業保険申請書類を受け取るために並ぶ人々(米フロリダ州)、2020年4月/EPA時事

 大きくブレることで知られる米国の雇用統計。先週末発表になった5月の結果は事前予想との乖離があまりに大きく、歴史的サプライズとなりました。経済の早期回復への期待感からニューヨーク株式市場では、NASDAQ総合指数が史上最高値を更新するなどすさまじい上昇ぶり。とはいえ、依然として米国の失業率は10%を超え、失業者は2000万人に上ります。週末にかけて日米の株価が大幅に下落したように、先行きは楽観できません。米雇用、本格回復へ道のり長く=5月の失業率13%、高止まりも 統計の背景説明や反響を伝えるニューヨーク発の記事は、年末にかけても失業率は10%近い水準で高止まりするとの見方が多いことを紹介しています。今月のFOMCでも同様の見解が示されました。

 

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