マーケットニュース
欧州「暖房革命」に第2幕
<2025年10月10日>
こんにちは、JFSメルマガチームの紺野です。先日、大阪関西万博に足を運びました。一番印象に残っているのは、ネパールのレストランで食べたダルバートセット(¥3800)です。少し高めの価格設定に思えるかもしれませんが、ボリュームがあり非常に満足感を感じられるものでした。ほかにもすべての国の郷土料理を食べたかったのですが、一日ではとても食べきれません。いっそのこと万博がずっと続いてくれたらなと思います。それでは本日の記事をどうぞ。
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〔特派員リポート〕新工場にすきま風、戦略見直し=欧州「暖房革命」に第2幕

欧州に暖房の季節がやってきた。温水の熱源を、石油やガスから、外気熱を効率良く利用する「ヒートポンプ」式に切り替える「暖房革命」が進行中だが、一時想定された爆発的な需要はしぼんだ。気候変動対策への逆風で政策的な支援は不透明となり、需要は読みにくい。新工場にすきま風が吹き、陶酔から覚めた企業は戦略を練り直している。
◇「底打ち」も需要半減
8月末、チェコ西部プルゼニにあるパナソニック<6752>のヒートポンプ新工場では、竣工(しゅんこう)式に参加したフィアラ首相が植樹を行い、祝賀ムードに包まれた。しかし年間70万台分の生産ラインが収容可能という工場は空きスペースが目立ち、フル稼働の見通しは立っていないという。ヒート
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