コロナと「共存」へ、我慢のGW

<2020年5月1日>

こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
4月入社の新人が私が所属する部署にも配属されました。普段なら同行研修や社内ミーティング等で仕事の進め方や雰囲気を掴んでもらうところですが、今年はオンラインで顔合わせ、研修もオンライン中心で進めざるを得ません。PC画面の中ではありますが、出来るだけ早く会社に馴染んでもらえるよう、試行錯誤しています。皆さんの職場ではどのような取り組みをされていらっしゃいますか?
それでは、今週の編集長コラムをどうぞ。

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コロナと「共存」へ、我慢のGW

新型コロナウイルス感染拡大により、ゴールデンウイークが本格化するも閑散とする東京・羽田空港の国内線出発ロビー。一部の保安検査場やカウンターは閉鎖されていた=29日、東京都大田区
新型コロナウイルス感染拡大により、ゴールデンウイークが本格化するも閑散とする東京・羽田空港の国内線出発ロビー。一部の保安検査場やカウンターは閉鎖されていた=29日、東京都大田区

 先のことは誰にもわからないものです。昨年のきょう5月1日は元号が令和になり、皇居では天皇即位の儀式が行われるなど日本中が明るいムードに包まれていました。超大型の10連休を楽しんだ方も多かったのでは。それから1年、世界を取り巻く状況のあまりの変わりように言葉を失います。これからゴールデンウィークが本格的にスタートしますが、今年はじっと我慢です。

 とはいえ、新型コロナウイルスの災禍にも収束の兆しが強まってきました。ウイルスの発生源とされる中国の武漢で入院患者がゼロになったとのニュースが到着。米国では経済活動再開のガイドラインが発表され、実際に飲食店や映画館などの営業再開に踏み切る州が出てきました。欧州でも制限を緩和する動きが少しずつ広がっています。

 米、9州で経済一部再開  感染警戒、閉鎖続ける飲食店も

 記事によると、米国内でも州によって対応はさまざまですが、住民の間に感染への恐怖感が強く、店を開けても客足がすぐに回復することは期待できないようです。世界を見渡せば、スウェーデンのようにロックダウンは行わず店舗の営業を続ける独自路線の国もありますが、大半は人々の行動を厳しく制限。その効果で感染者の増加ペースがピークアウトするところが増え、各国の株式市場も落ち着きを取り戻してきました。

 そろそろコロナとの「共存」を考える時期を迎えたと言えます。ただ、対応を間違えると感染拡大の第2波を引き起こしかねないので、活動再開のペースをどうするかが最も悩ましいところ。米ウォール街でも、この点についての議論が盛んです。トランプ大統領の拙速を懸念する声が強く、再開が早過ぎるとこれまでの努力が無駄になるとの見方が支配的です。

 今週は日銀が追加的な金融緩和を決め、1人10万円の現金給付などを盛り込んだ補正予算も成立しました。一連の対策を有効に機能させるためにも、今年の連休は「ステイホーム」です。コロナとの戦いはさらに続きますが、来年の今頃はどんな景色が広がっているのでしょうか。
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編集長コラムをご覧いただきありがとうございました。外出自粛のゴールデンウィーク、皆さまもお元気でお過ごしください。なお、来週は火曜、金曜ともメールマガジンは休載で、次回は5月12日の配信となります。 春原(すのはら)