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7月マーケットサマリー

<2022年8月2日>

こんにちは。JFSメルマガチームの林千晴です。
今年の土用の丑の日は2回あるということで、2回目は8月4日です。先週、行列のできるお弁当屋さんの鰻弁当をゲットしました。炎天下の中30分ほど並びましたが、並んだかいがありました。夏バテ防止に鰻パワーで乗り越えましょう。
それでは、本日の記事をどうぞ。

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2022/08/01 15:40

〔月間マーケットサマリー〕(2022年7月)

 【為替】
◆ドル円、一時139円40銭付近=24年ぶり高値更新も米景気懸念で軟化
    ドル/円(日銀)      ユーロ/円(日銀)
月初 135円79~81銭    142円27~31銭
高値 139円18銭(14日)  142円27銭(1日)
安値 132円51銭(29日)  135円88銭(29日)
月末 132円77~79銭    135円88銭~92銭

7月14日、東京都中央区(時事)7月14日、東京都中央区(時事)

 7月の外国為替市場のドルの対円相場は、上旬はおおむね135円台のレンジ内で推移した後、10日の参院選での与党圧勝を材料に日経平均株価が大幅高となったことを受けたリスク選好のドル買い・円売りをきっかけに、週明け11日以降は上値を切り上げる展開となった。13日に発表された6月の米消費者物価指数が約40年ぶりの高い伸び率となったことや、同じ日にカナダ中銀が1.00%の利上げを決めたことを受けて、7月のFOMCで1.00%の大幅利上げが行われるとの見方が強まり米長期金利が上昇。ドル円は14日には約24年ぶりの高値水準となる139円40銭付近まで上伸した。

 ただ、その後は米利上げペース加速に伴う景気後退懸念が浮上。FRB幹部から1.00%利上げの可能性を否定する発言も出たことで、ドル円は伸び悩みに転じた。22日には米総合購買担当者景況指数(PMI)が景気拡大・縮小の節目とされる50を割り込んみ、米長期金利が急低下。これを眺めてドル円は一時135円台半ばに急落した。26、27日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが決定、会合後のパウエルFRB議長による「利上げペースは(経済指標の)データ次第」との発言が市場で「タカ派姿勢が弱まった」と受け止められ、その後はドル売り・円買いの動きが加速。さらに米国のリセッション(景気後退)懸念も強まったことから、月末には132円台半ばまで水準を切り下げた。

 ユーロは天然ガスなど資源価格急騰による域内経済への悪影響が懸念され、月初からドルに対して軟調な展開となり、中旬には2002年12月以来となる1ユーロ=1ドルの「パリティ(等価)」割れを記録。その後も1.01~1.02ドル台で上値重く推移している。対円では欧州中央銀行(ECB)の11年ぶり利上げを見越して142円台まで上昇したものの、月末にかけては135円台まで下落した。

 【株式】
◆日経平均、底打ち後の買い鮮明に=利上げ鈍化楽観で、米ダウは終盤底堅さ
       日経平均             NYダウ
始値 2万6460円71銭      3万0737.77ドル
高値 2万8015円68銭(28日) 3万2910.18ドル(29日)
安値 2万5841円75銭(1日)  3万0143.93ドル(14日)
終値 2万7801円64銭      3万2845.13ドル

 【国内株式】7月の東京株式市場は、米景気後退懸念などから日経平均株価が1日に2万6000円を割り込んで始まった。ただその後は、米国の景気後退や利上げ加速懸念の緩和を背景に、おおむね水準を切り上げる展開となった。参院選での与党大勝を受けて11日には取引時間中として約2週間ぶりに2万7000円台を回復。翌日には戻り売りに下押され400円超安となったが、その後は22日まで7営業日連続で続伸し、この間の上げ幅は1500円超に達した。米国での利上げペース加速観測が後退する中、好業績銘柄中心に物色された。21日に結果が発表された金融政策決定会合で日銀が大規模緩和策を維持したことも買い安心感を誘ったとされる。28日には節目の2万8000円をおよそ1カ月半ぶりに一時上回るなど、堅調地合いを維持した。ただ、月末にかけて外国為替市場で円高が急速に進んだこともあり、2万8000円台を維持できずにこの月の取引を終えた。

 【海外株式】7月の米株式市場は、インフレを抑制するために米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速するとの懸念に圧迫され、月央にかけてはダウ工業株30種平均とナスダック総合指数は上値重く推移。さらに13、14日発表の米消費者物価・卸売物価が市場予想を上回ったことで、同月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で1%の大幅利上げが行われるとの観測が急浮上し、14日の取引時間中にダウ平均は3万0143ドルまで軟化した。もっとも、FRB幹部による「1%利上げ」否定発言をきっかけに、その後はおおむね戻り歩調に転じ、22日には米総合購買担当者景況指数(PMI)が景気拡大・縮小の節目とされる50を割り込んだことで、景気下押しに作用する大幅利上げ観測がさらに後退した。実際27日終了したFOMCでは利上げ幅は0.75%にとどまり、パウエルFRB議長がインフレ関連指標の動向次第で利上げペースを緩めると示唆したことも好感され、月末にかけてダウ、ナスダック指数は大幅上昇した。

 【債券】
◆長期金利、一時0.175%まで低下=米大幅利上げ継続で、逃避買い強まる
    新発長期国債利回り(BB)  米10年物国債利回り(米財務省、終値)
始値   0.220%          2.88%
高値   0.175%(29日)     2.67%(29日)
安値   0.245%(6日)      3.09%(8日)
終値   0.180%          2.67%

 【国内債券】7月の東京債券市場は、米利上げ加速観測などから、上旬は長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.245%を上限に推移した。ただ、中旬以降は、米国や欧州の景気減速懸念を背景に国内債券が買われ、国内債利回りも上げ一服となる場面が見られた。日銀が21日に金融政策決定会合で大規模緩和策を維持したと発表したことで、政策修正を催促する売りも一服、25日には一時0.2%を割り込んだ。その後外国為替市場でドル安・円高が進行したことも日銀の政策修正をめぐる思惑をしぼませた。月末の29日には前日に4~6月期の米GDPを受けて米長期金利が急低下し、これを受けて国内でも債券買いの勢いが加速、長期金利は0.175%と3月上旬以来の水準に低下した。

 【海外債券】7月の米債券市場は、中旬までは同月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅を探る展開となった。2年債と10年債の利回りが逆転する「逆イールド」が続く中、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速観測と米景気後退懸念が交錯し、10年物米国債利回りは3%を挟みながら推移した。ただ下旬には、低調な経済指標が相次いで発表されたことからリスク回避の債券買いが優勢となる場面が目立ち、長期金利は徐々に水準を切り下げた(価格は上昇)。その後も2四半期連続マイナス成長となった米GDPなどを受けて債券を買う動きに拍車が掛かり、月末29日に長期金利は一時2.61%台まで低下した。

 欧州債券市場では、ドイツ10年国債利回りも米国債の動きにつれて28日には4月下旬以来の低水準となる0.800%台を付けた。欧州中央銀行(ECB)が約11年ぶりに政策金利を引き上げ、およそ8年続いたマイナス金利政策を解除したが、ロシア産天然ガスをめぐる供給不安もあり、利回りは下振れ傾向をたどった。(了)
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本日もメールマガジンをご覧いただき、ありがとうございました。素敵な一週間をお過ごしください。 林

 

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