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今年の焦点は米大統領選と「五輪の崖」

<2020年1月10日>

こんにちは!JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年始は軽井沢方面に出かけてきました。寒さに備えてかなり着込んで行きましたが、予想外に暖かく、快適に過ごせました。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?それでは、2020年初回のコラムをどうぞ。

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今年の焦点は米大統領選と「五輪の崖」

 東京五輪イヤーが幕を開けましたが、新年早々からマーケットは大変な状況に見舞われました。米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害。完全に正月気分が吹き飛ばされました。株式、為替市場は大荒れ、原油や金の価格にも激しく影響が及んでいます。今年は米国大統領選の年です。市場は昨年以上にトランプ大統領に振り回される展開になるのは確実です。

 「辰巳天井、午尻下がり…」でおなじみの干支にまつわる相場格言によると、子年は「繁栄」。戦争で中断していた東京証券取引所の株式売買が1949年に再開されてからこれまでに5回の子年がありましたが、日経平均株価は通算23%上昇と、十二支の中では2番目に高い上昇率だそうです。1960年、72年は日本経済が非常に元気な頃で、株価も大幅に値上がりしました。

 ただ、最近の子年相場は順調とはほど遠い状況です。1996年は不良債権問題の深刻化によりマーケットは動揺、2008年はリーマンショックの激震に見舞われ、日経平均は年間で40%強も値下がりしました。繁栄ばかりでなく、波乱の展開になるのも子年相場の特徴のようです。大荒れで幕が開いた2020年はどのような年になるのでしょうか。◎エコノミストら「五輪の崖」警戒=うたげ後の景気注視 昨年末に配信された展望記事を見ると、オリンピック後に景気が落ち込む「五輪の崖」への懸念はあるものの、政府の経済対策で大きな落ち込みは回避できるとの見方が大勢です。そ

 

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