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地域金融機関で相次ぐ海外送金手数料引き上げ
<2021年9月10日>
こんにちは。JFSメルマガチームの中島 知乃(なかしま ともの)です。
先週から気温が下がり、過ごしやすい気候になってきました。近所の公園でひまわりが咲き残っているのを見ると、今年も夏らしいことができなかったと少し悔やまれます。自粛期間ではございますが、今年の秋は季節を堪能したいと思います。
それでは、本日の記事をどうぞ。
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2021/09/09 17:07
海外送金、地域金融で進む「値上げ」=テロ資金対策の負担重く―米同時テロ20年
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地方銀行など地域金融機関で海外への送金手数料の引き上げが相次いでいる。2001年の米同時テロ以降、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与に対する国際的な監視や対策が年々強化される中、本人確認や取引内容の確認などの事務負担が増大しているためだ。
10月から岩手銀行や北日本銀行は店頭での外国送金手数料を4500円から7500円に上げる。東北銀行や富山第一銀行も引き上げる。金融庁が金融機関向けのマネロン対策指針を公表した18年以降、地銀のこうした動きが続いており、今年だけでも「値上げ」改定は10行以上に上る。
ある関東の地銀幹部は「送金依頼がある以上やめるわけにはいかないが、身元確認や送金先の業種など、人手のかか
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