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レオス、日本初の「つみたて継続保険」を夏ごろ提供へ=つみたて予定金額を保障、NISAに対応

2025年05月08日 07時30分

(出所)レオス・キャピタルワークス(出所)レオス・キャピタルワークス

 SBIレオスひふみの傘下の運用会社、レオス・キャピタルワークス(東京、藤野英人社長)とT&Dフィナンシャル生命保険は、つみたて投資と保険が一体になった「つみたて継続保険『つみえーる』」を、2025年夏ごろから提供すると発表した。

 お客さまに万が一のことがあり、つみたて資金を拠出することが難しくなった場合でも、給付金または保険金を受け取ることで、つみたて投資を継続できるようになる。つみたて予定金額を保障する「つみたて継続保険」は、日本初としている。

 加入対象者は、レオス・キャピタルワークスの直販口座で「毎月同額つみたて」を行っているお客さまで、少額投資非課税制度(NISA)口座でのつみたても対象になる。詳しいサービス内容は、今後公表する。

 藤野社長は、説明動画の中でこのサービスについて「『将来への備え』と『万一の保障』を併せ持つ資産形成の新たな選択肢であり、唯一無二の商品設計になる。当社の『ホップ・ステップ・ジャンプ計画』のジャンプの部分になる」と紹介した。

(出所)レオス・キャピタルワークス(出所)レオス・キャピタルワークス(クリックで表示)

 レオス・キャピタルワークスは、2024年3月に新興市場に投資する「ひふみマイクロスコープpro」を、24年9月に未上場企業と上場企業に投資する「ひふみクロスオーバーpro」をそれぞれ設定し、「ホップ」と「ステップ」に当たると説明してきた。

 レオス・キャピタルワークスは、このサービスを主にこども保険(学資保険)の契約を検討しているお客さまに届ける予定だ。

 藤野社長は「当社にとって非常に大きなビジネスチャンスになる。子ども保険の市場規模は約657万件で、レオスの直販の規模と比較すると100倍以上のポテンシャルがある。潜在的に大きな市場に参入することができる」と話した。

 

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