東証に「読売333」のETFが上場=日本株の新指数、「等ウェート型」-三菱UFJアセットマネジメント
2025年03月27日 10時00分

東証に27日、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「MAXIS 読売333 日本株上場投信」(銘柄コード:348A)が上場した。この上場投信(ETF)は、日本株の新しい指数「読売株価指数(読売333)」に連動する投資成果を目指す。
「読売333」は、国内の証券取引所に上場する全銘柄から選定された333銘柄で構成されている。全銘柄を均等保有する「等ウェート型」で算出されるため、日本の株式市場を代表しつつ、巨大企業や特定企業の値動きに大きく左右されにくい株価指数になっているという。
この日開催された上場式典の後、三菱UFJアセットマネジメントの代田秀雄常務は「日本株式のインデックスファンドに対する個人投資家の投資スタンスを分析すると、『安く買って、高く売る』いった方針で、投資期間が短い傾向がある。『読売333』の設計には、長期投資に向いていると思われる部分があるので、この指数をきっかけにして、日本株を含めて長期投資のスタイルが定着していくと良いと思う」と述べた。
その上で、「『日経平均株価』や『東証株価指数(TOPIX)』に並ぶ指数に成長することを期待している」と話した。