日興アセット、「Tracers」の第9弾を設定へ=米国株式とゴールドの分散型レバレッジファンド
2024年12月26日 11時00分
(出所)日興アセットマネジメント
日興アセットマネジメントは、米国株式と金を主要投資対象とする追加型投信「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」を来年1月24日に設定する。先物取引を活用することで、純資産総額の200%相当額の投資を行う。
Tracersは、「こんなの欲しかった」というアイデアをファンドの設計に取り入れ、事前に定めたルールに沿って運用(トレース)する、ネット専用の低コスト・ノーロードファンドシリーズだ。このファンドで9本目になる。
このファンドでは、値動きの特性が異なる米国株式と金に100%ずつ分散投資することで、「『リターンの向上』と『リスク要因の分散』の効果を同時に期待したい」という想いをカタチにした。
(出所)目論見書等より時事通信社作成 2024年12月25日時点(クリックで表示)
米国株式の部分は、「NASDAQ 100指数(税引後配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指して運用する。この指数は、米国のナスダック市場に上場している企業のうち、金融業を除いた時価総額上位100社の株式で構成されている。世界有数のハイテク企業やバイオテクノロジー企業など、最先端の技術を有する企業を多く含む。
ゴールドは、株式や債券などの主要資産と値動きが異なる傾向があり、「有事の金」と呼ばれるなど市場急変時に選好されやすいといった特徴が見られるという。