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お金と健康、どちらも大切=病気やケガの備え、約4割が「できていない」-400F「オカネコ」調べ

2024年03月21日 09時00分

(出所)400F「オカネコ」調査(出所)400F「オカネコ」調査(クリックで表示)
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 家計診断・相談サービス「オカネコ」を展開する400F(本社東京)は、「オカネコ 健康に関する意識調査」を実施した。その中で「家計改善や節約、将来のお金のことを考えたときに思いつくこと」を複数回答で尋ねたところ、トップの「資産管理」が69.4%、2位の「健康でいること」が67.4%と、回答率がほぼ並び、どちらも同じように関心が高いことがわかった。

 ただ、「病気やケガの時の備え」については、「全くできていない」が10.4%、「どちらかというとできていない」が31.6%となり、これらを合わせると回答者の約4割が、備えに不安があることが分かった。調査は、3月に全国の「オカネコ」ユーザー1173人に実施した。

 中村仁社長は「お金と体の健康には密接な関係がある。もし病気になれば収入源が減るかもしれず、そのようなリスクに備えることは非常に重要だ。お金と体の健康の両方に気をつかうことが大切だ」と指摘した。

 その上で「健康増進も、資産運用と同じで、将来が見えない中で自分の理想像に向かって投資していく。そういう時に親身になったアドバイスしてくれる存在は極めて大切だ。オカネコではアドバイスを必要とする皆さまに伴走しながら、お金とともに、健康領域についてもサポートしていければと考えている」と話している。

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 調査の中で「健康増進のために利用したいサービス」を尋ねたところ、「健康的な生活を送ったら、ポイントなどのお得なプレゼントがもらえるサービス」が51.7%を獲得し、首位だった。2位は「ゲーム感覚で楽しく健康増進できるような要素のあるサービス」(18.6%)、3位は「歩数計測、心拍計測、睡眠計測など自分の健康状態の把握につながるデータ観測ができるサービス」(16.6%)だった。

 一方「健康や予防医療のために利用しているサービスや購入している商品(医療費除く)について1カ月に払っている金額」を尋ねたところ、「5000円未満」が60.4%で最も多かった。平均額は約5180円だった。

 中村社長は「健康増進は、すぐに目に見える成果が出ないから、インセンティブやプレゼントなどがセットにあると個人はメリットを感じやすい。ここ最近では、健康増進につながる行動を評価してさまざまな特典が得られたり、保険料や安くなったりするサービスが登場している」と指摘した。

 家計診断・相談サービスの「オカネコ」は、スマートフォンで簡単な質問に答えると、家計診断を受けられるほか、ファイナンシャル・プランナーなどのお金の専門家にチャットでアドバイスをもらったり、質問したりできる。

中村社長

 

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