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モーニングスター・アワードで表彰式=個人投資家が金融資産のコアに置けるファンドを選定

2024年03月21日 09時30分

モーニングスター・アワードで表彰式

 独立系金融調査会社のモーニングスターは「モーニングスター・アワード2024」の表彰式を開催した。モーニングスター・ジャパン マネジャーリサーチ部長の元利大輔氏は、選考基準について「投資家第一の視点でファンドを評価した。世の中には優れたファンドがたくさんあるが、個人投資家がアセットアロケーションを組む中で、そのコア(中核)のパーツとして使えるものを選定した」と話した。

 アワードでは、日本株式、世界株式、債券、RRIT(不動産投資)、アロケーションの5部門について、過去に高いリスク調整後リターンを達成しただけでなく、将来に向かって良好なパフォーマンスが期待できると考えられるファンドを、最優秀と優秀ファンドを合わせて各部門3本ずつ選定した。

 また、日本では初めてとなる運用会社アワードを実施、キャピタル・インターナショナル(本社東京、小泉徹也社長)を表彰した。キャピタル・グループは、1931年に米国で設立された独立系の運用会社。アクティブファンドの運用に強みを持ち、米国では確定拠出年金など通じて個人の資産形成をサポートしている。

◆日本株式部門「ファンド名」(運用会社名)
最優秀ファンド「三井住友DS日本バリュー株ファンド」(三井住友DSアセット)
優秀ファンド「DIAM割安日本株ファンド(年1回決算型)」(アセットマネジメントOne)
優秀ファンド「日経平均高配当利回り株ファンド」(三菱UFJアセット)

◆世界株式部門
最優秀ファンド「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」(三菱UFJアセット)
優秀ファンド「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF」(ブラックロックiShares)
優秀ファンド「野村未来トレンド発見ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」(野村アセット)

◆債券部門
最優秀ファンド「ブラックロック iインカム」(ブラックロック)
優秀ファンド「エス・ビー・日本債券ファンド」(三井住友DSアセット)
優秀ファンド「フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド(資産成長型)Dコース(為替ヘッジなし)」(フィデリティ投信)

◆REIT部門
最優秀ファンド「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」(フィデリティ投信)
優秀ファンド「フィデリティ・USリート・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)」(フィデリティ投信)
優秀ファンド「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(三井住友DSアセット)

◆アロケーション部門
最優秀ファンド「ダイワ・ライフ・バランス30」(大和アセット)
優秀ファンド「三井住友・DC年金バランス50(標準型)」(三井住友DSアセット)
優秀ファンド「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」(三井住友トラスト・アセット)

【モーニングスター・ジャパン】
モーニングスター・アワード2024
https://ibbotson.co.jp/morningstar_awards_2024/

 

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