「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬引き下げへ=業界最低の0.09372%以内に-三菱UFJ国際投信
2023年03月16日 14時00分
(出所)S&P500に連動を目指す「つみたてNISA対象ファンド」について、時事通信社が目論見書等より信託報酬を追加 (2023年3月16日時点)(クリックで表示)
(出所)三菱UFJ国際投信のニュースリリースより、時事通信社が税込みに換算(クリックで表示)
三菱UFJ国際投信は15日、業界最低水準の運用コストをめざすインデックスファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬を、現行の「年率0.0968%(税込み)以内」から「同0.09372%(同)以内」に引き下げると発表した。4月25日から実施する。米国の代表的な株価指数である「S&P500」に連動することを目指すインデックスファンドの中で、最も低い信託報酬になる見通しだ。
このファンドは、一定の純資産総額を超過した部分により低い信託報酬率が適用する「受益者還元型信託報酬率」を採用している。ファンドの規模が大きくなると、それに伴ってファンドの運用効率が高まる。そのメリットを投資家に還元する仕組みだ。今回の変更にともなって、「受益者還元型信託報酬率」もそれぞれ引き下げる。
このファンドの純資産総額は15日時点で1兆8058億円に達しており、公募株式投信(除くETF)で、最も規模の大きなファンドだ。純資産総額に応じて「受益者還元型信託報酬率」を適用している。