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三菱UFJ国際投信、新NISAを動画で解説=三つのポイントで分かりやすく

2022年08月02日 14時00分

NISA制度変更を理解するための3つのポイント

 三菱UFJ国際投信は、2024年1月に改正される少額投資非課税制度(NISA)を解説する動画をホームページに掲載した。新制度のポイントを三つにまとめて分かりやすく説明しているほか、サイト内に「Q&A」を設けてさまざまな疑問に答えている。

 また同社は、新NISAの解説などをテーマに、オンラインの交流会「ブロガーミーティング」を開催したが、100人を超える個人投資家から応募があり、関心の高さがうかがわれた。

 NISAは、国民の資産形成を促進するため、2014年1月にスタートした投資優遇制度だ。株式や投資信託への投資で得られた利益が非課税になる。11年目となる2024年1月に制度が見直される。

 現行の一般NISAは、毎年120万円まで投資が可能だ。非課税期間は最長5年となっているため、最大で600万円の投資ができる。

 新制度は2階建てになり、1階部分で年間20万円の積み立て投資を実行すると、2階部分で年間102万円まで投資ができる。非課税期間は最長5年なので、最大で610万円の投資が可能になる。投資可能期間は、5年間延長されて2028年までになる。

 2階部分の利用には、原則として1階部分の積み立て投資が必要とされることから、「より多くの人に長期・積み立て・分散投資を経験してもらう」という変更の趣旨が反映された制度になる。このほか、2階部分の投資対象商品についても、ヘッジ目的等以外でデリバティブ(金融派生商品)を使うファンドは除外される。

 一方、年間40万円までの積み立て投資ができる「つみたてNISA」は、投資可能期間が2042年まで、5年間延長される。

 同社が開設したQ&Aでは、「2階部分の投資を始めるために必要なこと」や「現行の一般NISAから新NISAへロール・オーバー(移行)する際の留意点」などについて、紹介している。


【三菱UFJ国際投信】2024年から新制度へ!NISA制度変更を理解するための3つのポイント―長期・分散・積立投資のさらなる浸透に向けて―
https://www.am.mufg.jp/service/nisa/nisa2024/?top_bn=nisa24_lp

 

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