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第14回バロンズ・ダイジェスト杯、しま うま さんが優勝

2026年07月29日 16時00分

バロンズ・ダイジェスト杯

四半期末のダウ工業株30種平均の終値を予想する「バロンズ・ダイジェスト杯」は今年6月末で第14回を数えました。今回も多数の方から応募を賜りました。ありがとうございます。

ダウは4月から3カ月連続で上昇し、6月終値は52319.20。3月末比で12.9%高、昨年末比で8.9%高でした。米国とイランの完全停戦に向けた交渉が二転三転し原油価格が安定しない中でも、米国株は右肩上がりで推移してきました。日本の投資家には円安も追い風となり、大きな利益をもたらしたようです。

ダウが中東紛争の逆風をものともせず上昇する一方、ダウの「中身」は微妙に変化しています。6月末のダウ採用銘柄の構成比は建機最大手キャタピラーが12.1%で首位(3月末は9.4%で2位)に躍り出る一方、前回1位の金融大手ゴールドマン・サックスは11.5%(同11.2%)で2位に後退しました。3位は医療保険を展開するユナイテッド・ヘルス・グループの4.7%で前回の12位から急浮上しました。グーグルを運営するアルファベットが6月29日付でダウ算出対象銘柄に加わり、同30日時点でダウ構成比は4.1%で6位です。

米国景気の先行指標とされる建機と金融のツートップ体制が続くか、「ディフェンシブ銘柄」とされるユナイテッド・ヘルス・グループの浮上が景気の変調を示唆しているかが、今後のダウを予想するカギとなりそうです。

入賞者は次の3人の方です。予想値と実際の株価の差とともに紹介します(予想値が同じ場合、応募日時が古い方を上位入賞とし、複数の回答をお寄せ頂いた場合は日付が新しいものを判定に使いました)。

◇6月末ダウ終値 52319.20ドル(小数点以下切り捨てで判定)

・1位 ギフトカード2万円贈呈
しま うま さん 52280 (6月末終値比39.20ドル安)

・2位 ギフトカード1万円贈呈
青柳 浩 さん 52500 (6月末終値比180.80ドル高)

・3位 ギフトカード5千円贈呈
シバ さん 52050 (6月末終値比269.20ドル安)

今回は常連さんが実力を見せ付けました。朝令暮改とも言えるトランプ米大統領の発言、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測の台頭、生成AI関連株の調整ムードなど不透明材料が続々と押し寄せただけに、入賞者の方の慧眼が光ります。

1位の しま うま さんは米国株投資歴が10年を超え、知見の蓄積は相当なものと推察します。今回は「AI関連株中心に底堅く推移しており、イラン停戦という外部環境も踏まえ強気の相場が継続する」と予想しました。ただ、株価水準については「十分切り上がっている」と評価し、「ここからの急上昇は業績を踏まえての判断が必要」と指摘しています。

2位の 青柳 浩さんはテクニカル分析を駆使しました。RSIやストキャスティクスといったオシレーター(振り子)系指標はしばしば「買われ過ぎ」を警告しましたが、移動平均線やMACDなどの指標から上昇トレンドの強さを読み取り、前回3位に続く入賞です。

3位の シバさんは「イラン情勢によるリスクはあるものの、全体的にはリスクオン相場は続く」との大局観をもとに株価上昇を予想しました。

バロンズ・ダイジェスト」については、「お昼に来るメールを楽しみにしています」「株式市場の動向が良くわかりとても参考になります」など今回もお褒めの言葉をたくさん頂きました。読者の皆さんの資産運用の良き伴走者となれるよう、スタッフ一同努力を重ねて参ります。今後とも「バロンズ・ダイジェスト」をよろしくお願いします。

 

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