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第13回バロンズ・ダイジェスト杯、chataro papa さんが優勝

2026年04月30日 16時00分

バロンズ・ダイジェスト杯

四半期末のダウ工業株30種平均の終値を予想する「バロンズ・ダイジェスト杯」は今年3月末で第13回を数えました。今回も多くの方から応募を賜りました。ありがとうございます。

ダウの3月終値は前月比2636.41ドル安の46341.51。2月28日に米国・イスラエルがイランへの攻撃を開始し、昨年5月から続いた上値追いは今年2月までの11カ月連続高で途切れました。誰もが意識していた「中東の地政学リスク」ですが、顕在化する日は誰も予想できなかったことでしょう。

もっとも、ダウは今年2月には史上最高値50512.79まで駆け上がり、2月までの11カ月連騰で6727.85ドル(15.9%)上昇しています。3月の2636.41ドル安は確かに大幅な下落でしたが、直前までの急上昇ぶりを踏まえて株価チャートを見ると、3月の急落は単なるスピード調整のようにも思えてきそうです。ダウは4月29日時点で前月比2800.42ドル高と、3月の下げ幅をあっさり埋めて急反騰しています。投資家が米国株に寄せる成長期待の前には、歴史に残るであろう中東での戦争は一時的な過熱感解消のきっかけにすぎないかのようです。

入賞者は次の3人の方です。予想値と実際の株価との差とともに紹介します(予想値が同じ場合、応募日時が古い方を上位入賞とし、複数の回答をお寄せ頂いた場合は日付が新しいものを判定に使いました)。

◇3月末ダウ終値 46341.51ドル(小数点以下切り捨てで判定)

・1位 ギフトカード2万円贈呈

chataro papa さん    46500 (3月末比158.49ドル高)

・2位 ギフトカード1万円贈呈

KU MA さん    46582 (3月末比240.49ドル高)

・3位 ギフトカード5千円贈呈

青柳 浩 さん    46700 (3月末比358.49ドル高)

今回も予想値が上下どちらにも広がりました。株価予想の前提となる中東情勢の先読みが国際政治の専門家でさえ難しかったのですが、入賞者の方はマーケットを取り巻く環境を冷静に分析し、極端な悲観にも楽観にも傾いていなかったのが印象的でした。

1位の chataro papaさんは米国株投資歴10年を超えるベテラン。これまで何度も急落・急反発を経験しています。今回は中東での戦火に加え、投資ファンド経由で信用力の低い企業などに資金を供給する「プライベートクレジット」問題などを念頭に「いったん調整相場とみる」と予想しました。実際に4月のダウは急反発しており、「いったん調整」の文言がぴたりと当てはまっています。

2位の KU MAさんからは「中東情勢次第で上にも下にもどちらにも動く可能性がありますが、地政学リスクが沈静化し直近の安値から多少戻して終わってほしい」とのコメントを予想に際して寄せて頂きました。日々の株価は乱高下が続くと見抜いた上での予想でした。

3位の 青柳 浩さんはテクニカル分析派。RSIとストキャスティクス

から反転サインを読み取り、「3月末にかけて平均回帰の動きが鮮明になる」と予想。一目均衡表の雲下限付近を戻り売りの抵抗線と判断しました。

バロンズ・ダイジェスト」については、今回も「とても参考になる」などお褒めの言葉を多数賜りました。「楽しく拝見させて頂いております」とのコメントも頂きました。役に立つだけでなく、楽しく読んで頂く時間を提供できたとすれば、スタッフ一同やりがい倍増です。これからも読者の皆さまの米国株投資の伴走者として有用な情報発信に努めて参ります。「バロンズ・ダイジェスト」をよろしくお願いします。

 

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