コロナワクチン接種、世界で1億人突破=英オックスフォード大集計
2021年02月02日 22時04分
AFP時事
【ロンドン時事】英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」の集計によると、世界全体で新型コロナウイルスワクチンを接種した人数が2日に累計で1億人を超えた。新型コロナの感染拡大が続く中、各国はワクチン接種を急いでいる。
日本はワクチンの承認に至っておらず、出遅れた格好だが、政府は2月中旬にも医療従事者から接種を始めたい考えだ。
国別の人数では、米国が最多で3200万人を突破。中国も約2400万人が接種を受けた。英国も970万人を超えた。
人口当たりの接種割合では、イスラエルが57%超で大きく先行。ネタニヤフ首相は1月27日の世界経済フォーラムのオンライン会合で「集団免疫で世界の実験室になる」と語っていた。アラブ首長国連邦(UAE)や英国などが、これに続いている。
新型コロナの累計感染者数も1月下旬に1億人を突破した。ワクチンをめぐっては、欧州連合(EU)が域内で生産されたワクチンの輸出規制を発表するなど、供給が限られる中で争奪戦となっている。(了)
関連記事一覧
新型コロナワクチン
ワクチンへの期待感から株式市場は大幅に上昇。米国ではNYダウが初めて3万ドルの大台を突破。東京市場も日経平均株価が1991年以来となる2万6 …