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コロナ困窮業者に「共感の輪」、ネットで資金支援

<2020年5月26日>

2020/05/23 15:45

コロナ困窮業者に「共感の輪」=クラウドファンディングに17億円超

当面の固定費や人件費確保のため、支援金をクラウドファンディングで募集する外国人旅行者向けゲストハウス「みゆき旅館」代表の成田勉さん=4月17日、名古屋市北区
当面の固定費や人件費確保のため、支援金をクラウドファンディングで募集する外国人旅行者向けゲストハウス「みゆき旅館」代表の成田勉さん=4月17日、名古屋市北区

 新型コロナウイルスの影響で困窮している飲食・観光関連業者を、インターネットを通じ小口資金を募るクラウドファンディング(CF)が支えている。政府の緊急事態宣言は首都圏4都県と北海道を除き解除されたが、客足回復の不透明感は強く、多くの中小・零細経営者が金融機関からの借り入れに二の足を踏む。サービスを応援したいという「共感の輪」が多くの資金を呼び込んでいる。

 CFは金銭の見返りはなく、お金の出し手にサービスや新製品を購入・利用する権利を与えるのが主流。中小・零細の資金繰りが死活問題となる中、割り増しの食事券やコロナ終息後の特典付き宿泊券などで「返礼」するスタイルで知られる。

 新型コロナで飲食や宿泊、イベント関連の売り上げが急減した2月下旬以降、CF運営各社は仲介手数料を無料化。「キャンプファイヤー」「レディーフォー」「モーション・ギャラリー」の3社だけで今月8日までに、1000件以上の募集に17億円超が集まった。

 宿泊客が激減した名古屋市の訪日客向け「みゆき旅館」は、キャンプ社を通じて募ったところ、目標額50万円を1日で達成。成田勉代表は「何とか危機を乗り越えたい」と、賛同者

 

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