マーケットニュース
緊急事態宣言でマーケットは底を打ったのか
<2020年4月10日>
こんにちは。JFSメールマガジン担当の春原桃子です。
外出自粛で在宅勤務の日々を送っています。今週の平均歩数をスマホアプリで見たら2,048歩しかなくてショックでした。自宅でいかに運動不足を解消できるか、国内外の楽しい動画が色々出回っているので活用したいと思います。それでは、編集長コラムをどうぞ。
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緊急事態宣言でマーケットは底を打ったのか
ついにというか、ようやくというか。政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京、大阪、福岡など7都府県を対象に「緊急事態宣言」を出しました。同時にGDPの2割に当たる総額108兆円に上る緊急経済対策も決定。株式市場は大幅高で応えました。これで一件落着と考えるのはあまりにも気が早いのでしょうが、ひとまず2月中旬以来の暴風雨は小休止というところです。
今週初め、全国紙の朝刊1面トップには「緊急事態宣言へ着手 首相きょう諮問」の記事。日本の場合、欧米のような強制力のある外出制限を行うロックダウン(都市封鎖)はできず、あくまでも「要請」。とはいえ、これまで以上に強く外出自粛が求められ、それに伴い経済への打撃も大きくなることが予想されます。
こう考えて「緊急事態宣言へ」のニュースをマーケットは悪材料と判断するだろう、と予想したのですが、実際は大幅上昇。「相場は相場に聞け」という兜町の格言があります。市場では「ウイルスの封じ込めに対する期待感が高まり、投資
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