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10月は株式分割ラッシュ…流れは東証要請から自主判断の株主獲得へ

<2024年9月17日>

こんにちは、JFSメールマガジン担当の松田莉奈です。トマトジュースの差し入れを社内の方よりいただきました。年1回のシーズン限定発売とのことです。トマトジュース好きとしてとてもうれしく、味わっていただきます。それでは、今週の編集長コラムをお楽しみください。

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10月は株式分割ラッシュ…流れは東証要請から自主判断の株主獲得へ

株式分割image

 東証に上場する61社が10月1日付で株式分割を実施します。分割によって1株当たりの株価を下げ、投資のハードルを低くすることで資金量の限られる個人投資家に株主になってもらうことが狙いです。多様な相場観を持ち、決算期に縛られない個人の株主が増えれば、株価の安定を期待できます。

 市場で取引する最小単位100株の投資金額の望ましい水準として、東証が「50万円未満」という数字を明示したのが2001年。当時、上場企業の3社に1社が100株の買い付けに50万円以上が必要でした。しかし、こうした高株価銘柄は足元では5%台に激減しています。東証の要請に応える企業の株式分割が続いてきたためです。

 ただ、今秋の分割ではちょっとした変化がみられます。東証が示す目安を下回っていても株式分割を実施する企業が多いのです。

 10月1日付で分割

 

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